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執筆者の写真熊澤剛

RPA導入を成功に導くポイント(その2)

あなたは自社のRPA導入プロジェクトの責任者に任命されました。

さて、あなたは先ず何から着手するんでしたっけ?


そうです、「業務の棚卸(見える化)」です。

RPA導入を想定している「PCを利用した業務」の手順を明文化します。

留意すべき点は?・・・「正確かつ綿密」に進めることです。

前回お伝えした通り、工数的にも品質的にも難しいので、GiiDにご依頼いただく

のがベストとは思います(笑)。


恐らくRPA導入を想定している業務は1つということはないでしょう。

なんだかんだで30業務の明文化が出来たとします。

あなたは、どの業務からRPA化するかを「どうやって」考えますか?


ここが2つ目のポイントの「業務の見極め」です。

RPA化すべき業務を特定して、優先順位をつけるということです。


「業務の見極め」の手順は大まかに以下の2つです。

①対象業務を特定するためのいくつかのルールを決める

RPA導入の効果は費用対効果が重要なのはもちろんですが、それ以外にも考慮

すべきポイントがあります。以下はルールの例となります。

・本当に必要な業務か?重要度は?

 →やらなくても支障がない業務はそもそも止めるべき

・(1年以上)継続する見込みがあるか?

 →手順が大きく変更することが予定されている業務は手順変更後にすべき

・作業時間はいつか?

 →就業時間外になりがちな業務ほど優先すべき


②ルールに基づき対象業務を特定する

上記①で作ったルールの2つを組み合わせたペイオフマトリックスを作成し、

棚卸(見える化)を行った業務をそこにプロットして行きます。

例えば「業務の所要工数」と「RPA開発工数」のペイオフマトリックスであ

れば、「所要工数」が大きく「開発工数」が小さい業務から優先して取組む

べきと考えることができます。


↓ペイオフマトリックスとは?(外部サイトに接続します)

https://matome.naver.jp/odai/2147927435194283001


「業務の見極め」は、どちらかというと社内合意形成の為のコミュニケーション

プロセスに重きを置いて考えていただいた方がよいかも知れません。

ここを怠ると、社内で発言力の強い部門から導入→結果RPA導入の十分な効果を

得られず→「RPAってあんまり使えない」という風評が社内に蔓延と続き、結果

RPA導入プロジェクトが頓挫という残念なスパイラルに陥る可能性が高まります。


社内の合意形成はどうしてもそれぞれのポジションの力関係や人間関係に左右さ

れがちですよね。

そういう時はやっぱり外部の専門家。関係者の納得感も得やすいと思います。


RPAを成功に導く為の「業務の見極め」に、GiiDのコンサルティングサービス

のご利用を是非ご検討下さい!


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